タモリの刷り込み

「笑っていいとも」が終わって、タモロスになっている人もいるそうです。
僕はすごいファンじゃないですが、『タモリ倶楽部』を時々見たり、
CDや「坂道の本」を持っているくらいの、ライトなファンです。
個人的にタモリが「笑っていいとも」で言った言葉がなんとなく残っていて、
忘れられないというものがいくつかあります。
いつのまにかタモリの価値観がすりこまれているので、
僕は「タモリの刷り込み」と呼んでいます。

1. ミュージカルはかっこ悪い
「いきなり歌い出したりして、ミュージカルはかっこ悪いよ。日本人には向いてないよ」

2. 夜になるとカップ焼きそばを無性に食べたくなる
「なんでかわかんないけど、たまに、深夜になるとカップ焼きそばが無性に食べたくなるんだよ、あれなんなんだろうね」

3. 皿洗いは料理しながらやる
「皿洗いは、料理しながらやるね。食っちゃった後だったらめんどくさくてできないもんね」

4. 料理は日常でできる最高のクリエイディブだ
「料理は日常でできる最高のクリエイディブだね。見て楽しんで、作って楽しむ。ここまでは、ほかの事でもできるけど、食ってうまい!ってのは料理しかないからね」

5. 子どもの頃、なで肩で水筒が落っこちてくる
「俺が子どもの頃、遠足行くだろ。その時に水筒を肩にかけるんだけど、それが、何回やってもずるって、落っこちてくるんだよ、俺、なで肩だから」

6. もっとうはてきとう
「てきとうに生きればいいんだよ。だいたいまじめなやつは、がんばっちゃって疲れて病気とかになっちゃうだろ。だからてきとうにやってれば、んなこたあないんだよ」

タモリがしゃべった風に書いてみましたが、僕の記憶で書いているので、
実際に言ったかははっきりしませんが、たぶんこんな内容を言っていたと思います。
しかも、これらは何度か聞いた記憶があります。
あと、タモリは「ハンカチ」を「ハンケチ」って言いますね。

1なんかは高校くらいの時に聞いて、しばらくミュージカルや演劇に偏見もってしまいました。実際に観たらミュージカルってすごく面白かったんですけどね。
いちばん、印象的なのは、6ですね。
これは大人になるとじわじわと効いてくる言葉だなと思います。